雄壱郎雑記
2015年6月4日木曜日
前衛的な。
相田啓介作 蕪のワイン 漬け
上の画像は先日父が作った一品。なんでも有名現代漫画「美味し〇ぼ」に掲載されていた料理だそうです。蕪を軽く塩漬けして一煮立ちさせアルコールをとばしたワイン(酸が強めのものが向きだそう)とバルサミコ酢を3:1位で合わせたものに一晩以上漬け込み、その上練りごまのソースをかけるのだそうです。ソースは練りごま、酒、蜂蜜等を合わせたものです。
肝心のお味は、、、かつてのキュビズムがそうであったように純粋な前衛的な観念の表出した何物かを眼の前に感じた時あるいは、そういったものと対峙した瞬間、人はたじろいで何もかも言葉を失うのであります。
現代漫画の話だとこのメニューで主人公は宿敵に料理対決で打ち勝ってめでたしめでたし、となるのだそうです。たじろいでいる僕を脇目に父は舌がおかしいんじゃあないか。とニヤリ。
本心はここには記さないまでも、料理にも前衛料理があるものなのだなぁ~とつくづく感心したのでありました。
少し拡大写真
相田啓介作:盃 直径9センチ 高さ2・5センチ
裏側
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