2015年9月15日火曜日

コーン考

先日届いた唐黍
人類がデンプンを食べ始めて約20万年この長い累積的に積み重ねてきた時間の歴史を今日はすこしだけ覆そうと、そう思うのです。
年間降雨量の極めて少ない南米では我々が毎日食している禾の類いは存在せず、ジャガイモとトウモロコシがその主立った食物なのだそうです。
僕らが今日乗り越えるべき自然への服従は人類がこの世に存在する様になる遥か以前の諄々と刻まれた時間の尺度では言いえない神々の生きた時代から続く生命の焦立った生死の狼煙なのです。
と、そんなことを考えるのも実は先日、北海道の大変美味なトウモロコシを頂いたからなのであります。
どうやって食べようか、、、と色々と考えたのですが、一度やってみたかったトウモロコシのテンプラに挑戦してみました。


8寸の鉢に盛り付け。

拡大画像

上から


 今回はトウモロコシが弾けてバラバラにならない様に、と、トウモロコシの裏面に海苔を貼り付け何とか塊りで揚げる事に成功しました。

8寸木地呂鉢

別角度から



なかなかサクサク感が弱、だったり上手く海苔で止められずに油の中で弾けてしまったり、やっぱり揚げ物は難しい、、、、と返り討ちに合い、深く反省した一日でした。