及川みのる氏の作品
「かわいい」と「美しい」が言語から人へと擬人化し、2人が取っ組み合いの喧嘩を始めたのならば、どちらかが勝利を手中に収めるのでしょうか、、、、、、。
「かわいい論」を考えながら、こんな事を思ってしまいました。
太宰治が1939年に発表した短編小説の登場人物の、「美しさには、内容なんてあってたまるものか。純粋の美しさは、いつも無意味で無道徳だ」という言葉を信じて、擬人化した2人をどちらかが、正義でもう一方が悪役とならねばならない場合、それは、現代社会的な思考で考えるならば、恐らく「美しい」は悪役になってしまい、無道徳な「美しい」が幼気な「かわいい」を無意味にやっつける、、、、のでしょうか。そんな事を考えながら、先日、といってももう3日前になるのですが、予備校時代の恩師、及川さんの展示会へ行って来ました。
ただただ無心に創作した結果がこの像になるのだ、、、とおっしゃる通り、その造形は「美しい」と「かわいい」の血みどろのデスマッチを頭の中に描かせる、そんな作品たちでした。
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こんな作品や |
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あんな作品。 |
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後ろ姿も良い |
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焼き物のテクスチャーが、 |
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何とも |
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良い感じです。 |
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この近くの森美術館で村上隆展やってるよ、という眼差し。 |
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という事で、森美術館へ、、、。 |
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来たるべき美術家、村上隆。展示会入口の等身大フィギュア。 |
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お土産の展覧会ガチャガチャ。 |