2019年3月9日土曜日

うるしドリフト/展示会のお知らせ。

 ※DM裏面の地図に間違いがあります。昭和通り⇒八重洲通り訂正。



「家」のメタルパーツ。

3月28日~4月3日まで八丁堀「書肆逆光」で展示会をすることになりました。
今回はその告知とアイテム紹介、、、、という感じです。

今回の展示会、以前金継ぎ教室をやらせていただいたり、色々と骨董品を分けていただいたり(値切り倒している)、と旧知の書肆逆光での展示会ということで他所のギャラリーでは出来ない企画をしてみました。


今回のDM。

今回の展示会は案内状に書いた通り「用」と「美」にとらわれない工芸品をメインに打ち出して行こうと思っています。

「美しさ」というある種のエゴイズムと「実用性」といった工芸品の持つべき本質的な部分をそぎ落とした工芸品というものを狙った展示会です。

実はこれは前々から思っていたことなのですが、工芸品の大きな見どころというか資質の部分で、肉体的なモーションの痕跡がある、、、、と考えていて、例えば硬い材木に打ち込まれた鑿や鉈の痕跡や綺麗に漆を塗ろうとして何度も塗膜塗ったり研いだりした僅かな痕跡は肉体的で、ある意味人間にしか出来ないことなのではないか、、、、と。
今日紹介する「家」はそういった部分を用途や美しさに集約させないようなモノを制作してみたい、、、という事を念頭に作られたモノの一つです。


木端に着いている樹皮を屋根に見立てて黙々と刳ってゆき窓を穿ち扉を付けるという作業によって作られた「家」は創作物というよりかは肉体運動の集約、、、という感じで制作して行きました。

しかし、ある程度作りためた時点で独特の素材感と工芸的なプロセスが妙に説得力がある、、、ように見えてきたのです。




製作途中の「家」

内部は実用的な感じになっている。

扉を取り付けほぼ完成。

完成時の内部。

集めると、妙な感じになるな、、、と。

ウエアハウス型のこの手が個人的に上手くいったと思っている。

アフリカの木偶を置いてみる。

今回のDM。

「うるしドリフト」3月28日~4月3日まで。
東京都中央区八丁堀2-3-3 2F
書肆逆光」にて。どうぞよろしくお願いいたします。


分かりにくい場所ですので迷われた場合、案内状記載の電話番号にご一報ください。
道案内及びお迎え等いたします。