2016年8月17日水曜日

地下、地下、アンダーグラウンド。

第三のスプーン。

地底人は本当に実在するのでしょうか、、、、、。今日は暑いので地底について考えてみようと思います。

そもそも地底人は、地上人と相反して存在し永遠に出会う機会すら無いのです。なぜでしょう。理由を考えると、まず地上を人類が現在の様に知覚するという現象は、いつの時代かに地下(地底)の存在を自己の中に求めたからなのではないでしょうか。
地上で思う感慨と地下に存在する精神、この一見すると相克する何かは同じベクトルを同定することは出来ないのでしょうか、、、、、。

では、地上には何があるのかと言うと、秩序や社会はもちろんのこと、そこには祈りや信仰の世界すらあるのです。原始的な社会からずっとそうで、その世界への関わりの一つとして物質が存在しその物質性故に世界を知覚する事ができるのです。実用(第一)の道具。祈り(第二)の道具などという考古的な認識もその事実をふまえての事といえます。
今、そういった地上を仮定した場合、地下には知覚を超えた実相があるのかもしれません。実用も祈りも無い、第三の道具、、、、、。
地上には無い地下の道具とは、、、、、、と、そんな事を考えて物を作るのもたまには良いのかも、、、しれません。



長さ:22㎝

幅:5.2cm

第三の匙どうぞよろしくお願いします。