2019年3月30日土曜日

ガンズ アンド カーペンターズ

カーペンターの創作物


「うるしドリフト」3日目終了です。

今日は中間報告のブログです。


ここ数日(2日間)なかなか苦戦おり、暇を見つけてはミリ単位の陳列を吟味する日々を打破する為ブログの更新を試みてみました。


どういう風に言い回して良いか分かりませんが、この2日間かなり暇、、、、という感じで店主のSさんと90年代後半の渋谷系アンビエント(ガスターデルソル)の立ち位置やペドロ・コスタとニコラペタスの関係性を語り合うあまりちょっと微妙な関係になっております。
しかし、こういった催事は店主と作家の関係は常に良好な関係でなければならず、そういった間柄保つためには何としても売上や集客は必然的な要素のように思われます。



こういった微妙な語らいを回避するための皆様のお運びどうぞよろしくお願いいたします。(酔いに任せての更新故に、サラッとしてしまいました。)



ペドロコスタ的な街並み。

実は結構スプーンが苦戦している。

ミリ単位の陳列。

ミリ単位故に全体的に写真は大雑把になってしまいました。





書肆逆光の入り口。


皆様どうぞよろしくお願いいたします。


2019年3月24日日曜日

dead民藝s

展示会「うるしドリフト」
会期 - 3/28〜4/4 12時〜19時 会期中無休
会場 - 書肆 逆光 東京都中央区八丁堀2-3-3 2階

※DM内地図表記訂正/【誤】昭和通り→【正】八重洲通り



パンクバンドっぽく並べてみる。

今日も28日からの展示会アイテムの紹介です。

今回の展示会は平たく言うと作りたいものを作った、、、というだけの展示会なのですが、その創作意欲についてちょっと捻りがあります。

今回はタイトルにもあるように「横滑りした創作物」というテーマで制作をしました。
前回紹介の「家」は創作意欲というものが作者にとってもし生理現象であったら、、、、というような感じのコンセプトで作ったものなのですが、今回の匙はもう少し作家性(一応個人作家のような自己顕示的な視点を極力排除して作る事に勤めた)に寄り添った形での創作物です。(ちょっと展示会直前の更新の為ブログに書きとどめる時間がありませんでした)

美意識と実用性からの逃避、、、、といった感じで制作し始めたのですが、作っているうちに徐々にコンセプトが逸れて行きちょっと説明の難しいものになってしまいました。



スプーン制作のつもりが徐々に匙の概念が壊れて行き。↓のような感じのものになってしまいました。

今回の展示会で一番ドリフト感が強い、、、と思っている。

全部並べてみる。

「家」の制作が腰痛で思ったほど出来なかった、、、、。



3.28(木)19時より『うるしドリフト』のトークイベントを開催します。朱文筵工房の戸枝恭子さんと手塚俊明さんと、制作の初期衝動について古作の漆器を交えてのお話。参加無料です。10名程度の募集です。gyakko3@gmail.comまで、お名前と電話番号を明記の上ご応募ください。まだ席に余りがあるそうです。

と、展示会直前でサラッとしてしまいました。展示会よろしくお願いいたします。

2019年3月9日土曜日

うるしドリフト/展示会のお知らせ。

 ※DM裏面の地図に間違いがあります。昭和通り⇒八重洲通り訂正。



「家」のメタルパーツ。

3月28日~4月3日まで八丁堀「書肆逆光」で展示会をすることになりました。
今回はその告知とアイテム紹介、、、、という感じです。

今回の展示会、以前金継ぎ教室をやらせていただいたり、色々と骨董品を分けていただいたり(値切り倒している)、と旧知の書肆逆光での展示会ということで他所のギャラリーでは出来ない企画をしてみました。


今回のDM。

今回の展示会は案内状に書いた通り「用」と「美」にとらわれない工芸品をメインに打ち出して行こうと思っています。

「美しさ」というある種のエゴイズムと「実用性」といった工芸品の持つべき本質的な部分をそぎ落とした工芸品というものを狙った展示会です。

実はこれは前々から思っていたことなのですが、工芸品の大きな見どころというか資質の部分で、肉体的なモーションの痕跡がある、、、、と考えていて、例えば硬い材木に打ち込まれた鑿や鉈の痕跡や綺麗に漆を塗ろうとして何度も塗膜塗ったり研いだりした僅かな痕跡は肉体的で、ある意味人間にしか出来ないことなのではないか、、、、と。
今日紹介する「家」はそういった部分を用途や美しさに集約させないようなモノを制作してみたい、、、という事を念頭に作られたモノの一つです。


木端に着いている樹皮を屋根に見立てて黙々と刳ってゆき窓を穿ち扉を付けるという作業によって作られた「家」は創作物というよりかは肉体運動の集約、、、という感じで制作して行きました。

しかし、ある程度作りためた時点で独特の素材感と工芸的なプロセスが妙に説得力がある、、、ように見えてきたのです。




製作途中の「家」

内部は実用的な感じになっている。

扉を取り付けほぼ完成。

完成時の内部。

集めると、妙な感じになるな、、、と。

ウエアハウス型のこの手が個人的に上手くいったと思っている。

アフリカの木偶を置いてみる。

今回のDM。

「うるしドリフト」3月28日~4月3日まで。
東京都中央区八丁堀2-3-3 2F
書肆逆光」にて。どうぞよろしくお願いいたします。


分かりにくい場所ですので迷われた場合、案内状記載の電話番号にご一報ください。
道案内及びお迎え等いたします。