2016年1月25日月曜日

スティル闘争

今日はロバート・バーンズの誕生日。
本日1月25日はロバート・バーンズの生誕200数十年の記念すべき何事かの事実を迎える日、なのだそうです。具体的にどういう事かと言いますと、ロバート・バーンズの誕生日なので、ブログにウィスキーにまつわるメニューと漆器を使って料理の提案をしろ、、、、父啓介に言われたのでした。
本人はハギスなどバーンズが愛した食べ物など、高尚なメニューは難しいので、モツ煮込み定食と手頃なサントリー「角」あたりで、写真の取り方で上手くごまかしてそれらしく演出し、ブログ更新。と、思っていた様で、モツ煮込みじゃあ、ウィスキーというよりも、もっと庶民的な焼酎とかパック酒の方がお似合いなのではないだろうか、、、、、それじゃあロバート・バーンズのイメージから少し遠のいてしまうのではないだろうか、、、、、と、僕の意見に同意し、今日はベンネヴィスを飲みながらスモークチーズを器に盛り付けてみました、、、、、。

けれど、今思うとモツ煮込みとパック酒でロバート・バーンズを祝う方が核心的かつ抒情的で和食器屋としては、むしろその方が観念的な本質を射抜いているのではないだろうか、、、、、。と、感じるのです。
洋食の端くれを日和見的に盛り付け、洋酒をさも日々飲みつけているかの如く味も分からず飲んでみる、、、、、そんな軟弱な行為は今流行のオシャレ工芸家がやるべき事なのではないだろうか、、、、、と。
和食器屋としてより良い選択とは一体何であるのか?
それは毎日の観念的な食生活を、今ここで食べているおかずを、嘘の無い本当のメニューをブログにアップしてこそ初めて和食器屋として一人前なのではないだろうか、、、、、。
「からあげクン」レギュラーで腹を満たし、1パック165円のパック酒(日本酒)で顔を洗って出直してこい、と、自分自身に言い聞かせより良い器を作れる様に努力してゆきたい、、、、と強く思うのでした。


先日のスモークチーズを肴に。

漆器とウィスキー。

あたかもオシャレを装う。

相田啓介作椿皿(ブラック)

オシャレ酒ベンネヴィス。

とりあえずグイッと飲み干して

明日からは本当意味での酒、本格焼酎「こくいも」
を飲んでクリエイターの本能を呼び覚ます。