2017年1月16日月曜日

昨日のこと。

Jupiter8 50mm f2

今日は、、、、、カメラについて書いてみようと思います。
どうしてもこういった事を書くと”うんちく話”のきらいがあるのですが、もう寒いし仕事場の事を書くにもネタ切れ感もあり、ちょっと箸休め的感じで更新してみました。

事の発端は、昨日お椀を買っていただたり、それをご自身のブログで紹介して下さったりと、最近大変お世話になっている古道具「青蓮亭」さんとのFacebookのコメント欄でのやり取りで、コンタックスのプラナー(カメラレンズ)の話題になり、ふと自分の持っているジュピター8の事を思い出したのでした。
このジュピター8というレンズはソ連邦時代に作られたレンズでカールツァイスには恐らくは無許可で、ゾナーのレンズと同じ設計で作られたコピーレンズ、、、、らしいのです。
らしい、、、、というのも公式な情報も専らないみたいだし、レンズをバラした訳でもないのでインターネット上での情報を信用して書いているからです。使ってみてはどうか、、、、と言われても本歌のツァイス、ゾナーを使用したことが無いのと、そういった設計上の違いがどの様に写りに反映するのか、といった事が詳しくは分からないので、この情報を鵜呑みにするほかなく、なんとなく気分で使っている、、、、に過ぎません。
巷の本では
「凹凸のレンズを微妙に間を開けて配置し、凹レンズの片面は緩やかな凸面をもつメニスカスとする構成の望遠鏡対物レンズをカール・フリードリヒ・ガウスが発明した。この形式のレンズを2つ用意し、絞りを挟んで対称形に配置したポートレートレンズが登場する。これがダブルガウス型であり、写真用撮影レンズでガウス型と称する場合はダブルガウス型を称している場合が大半である。このガウス型の発展形として名作の誉れ高いレンズにプラナーがある。(図1)

図1:プラナー

この構成は、ガウス型が大きく発展する前の時代にはゾナー型と覇権を争っていた。対称形のレンズ設計を基本とするガウス型とは異なり、ゾナー型ではレンズの後群を3枚貼り合わせの構成としているのが特徴である。(図2)レンズを貼り合わせて空気に触れる面削減することにより、反射コーティングの技術が発達していなかった時代にはガウス型よりも光量損失やゴーストの出現が少なく、斜めの光線に対して集光点が彗星のように尾を引くコマ収差も少ないなど美点の多いレンズ構成」

図2:ゾナー

、、、、、、と本にはアワアワしそうな事が沢山書いてあるのですが、とりあえず気分で使う、、、、というのがカメラの定石なのだろうと思います。多分。

で、そのジュピター8で撮ってみた画像。

白っぽい絵に向いてるかも、、、

と勝手に思っている。

影の写りが淡いレンズなのかも、、、、、。

ジュピター8
今日は仕事の事が全く書かれておりません。サラッと流し読みしていただけたらと思います。