2018年8月18日土曜日

木地ブロ。

チープな装飾を施したスイーツ用スプーン(木地)。


今日も木地の紹介ブログです。もうちょっと記事制作のプロセスなどを画像を交えて説明できたら、、、と思ってはいるもののそういった説明的なブログは長文になるし、言語能力を駆使しなければなりません。
理想を言えば、ここの空欄を膨大な文字で埋め尽くし、而も全て旧字体で今時誰も知らないような熟語をガンガン使って巧みなレトリックで行きつ戻りつしても読み込むのがなかなか難しい、というか何が書いてあるのかすら全く分からいような全盛期の福田恆存のような文章で自分の作品を紹介できたら、、、と思ったのです。


しかし、長文は辛いのでもう適当に写真でごまかす、、、というのが最近の手口になってしまっています。

なので、今日はちょっと細かい作品説明をしてみようと思います。


チープな装飾を鼻に見立てる。


今回のスプーンは、実用的な形の綺麗なものを目指して作りました。

実用的で尚且つ美しい綺麗な線、手に持った時にエレガントな感じがある、、、そういったスプーンを作りたくて制作しました。

しかし、製作時にもしこういったエレガントな感じをぶち壊すバカっぽい装飾があったらどうだろうか、、、、エレガントなバカっぽさってひょっとしたらイケてるんじゃ、、、と思ったのです。
上手く説明出来ないのですが例えると、スイカに塩付ける事によって甘さが際立つような感じで、物凄く美しいものに変な装飾を施すことによって更に美しさが際立つのではないだろうか、、、と思ったのでした。

自分としてはそこそこアリではないか、、、、上手くいったと現時点では思っているのですがどうでしょうか、、、、。



スイカの塩。あんこの塩気。そういった効果をもたらす。

基本的な印象はアジアのスプーンに足場を置いた。

造形の主軸。要の変な装飾。




こっちはスプーンと同時進行で製作したお盆的な皿。

ソールライターの映画のパンフレットが乗る大きさ。30㎝。

裏。

スプーンを乗せてみる。