2016年11月9日水曜日

絶体絶命


連日の上塗。

11月29日からの展示会を何とかして成功させるためにどういったことをすればいいのか、、、とここ数日考えており、その成功という大きなプレッシャーの為にブログの更新が出来ない、という悪循環に襲われ文章も全く思いつかないばかりか、カメラのシャッターすら押せない、、、、という現象は、現代社会の闇を隠喩しているのだろうと思われます。
成功ということはその反対に失敗とういう想像を超えた悲しい現実が存在し、その悲しみにはたして自分は耐えられるのだろうか、、、、、という思いからプレッシャーが醸造されるのでしょうか。おそらくはその悲しみの他に何かもっともっと大きな原因が存在しそれを乗り越えなければこのブログという隠喩装置を使いこなすことは無理なのかもしれません。
もし、その大きな原因を言語的に表示するとすれば一体どのような言葉になるのでしょうか。
おそらく、「貧困」と「絶体絶命」を足して2で割ったような感じの言葉になるのではないでしょうか。
「絶対貧困」とか「絶命貧困」とかそんな感じになるのでしょうか。こうして書いている字づらをみているだけでも恐怖のあまり指が震えてきます。ものづくりで生計を立てる事はその大きな原因と共に生きていく、、、、、、という事なのかもしれません。

11月29日からの展示会どうぞよろしくお願いいたします。




手塩皿よりも少し大き目の菓子皿の上塗。

内側が刃痕のままなので縁から塗ってゆき、裏側へ、、、とチョット変な刷毛さばきになります。

裏に漆を配ります。

漆が均一な厚みになるように刷毛を通してゆきます。

完成した菓子皿。