2015年5月11日月曜日

狭間の人

仕事場の箆箱
何が狭間かというと、文明と文化の間の事を思って記しており、手の仕事の物が少しでも行き渡る様に、と願っております。
手の仕事の物といっても色々で、見方によっては○○円ショップ等のモノだって一部手仕事、一部手作業と云えるモノも在るのかもしれません。
そういったモノと僕らの仕事の物とは勿論全くの別物なのですが、決定的に違う所は効率化と経済観念の様に思います。
といっても物作りなので経済的な効率を考えてゆかねばならないのですが、基本的には美しい素材で美しさを備えた物を作りたいと思っております。なので経済観念、効率化は二の次でそういう事はあまり考えないようにしております。
売れる売れないは全く考えない、自己満足が一番大切、、、そんな風に仕事が出来ればなぁ、、、と日々考えております。    先日のレンゲの続きでございます。

左側が安南のレンゲ

側面

裏側

表が黒、裏が朱となっております。

陶器のレンゲをイメージしました。