2015年5月5日火曜日

散りレンゲの現在、過去、未来

古いレンゲたち
、、、、と題してみたもののレンゲの未来は僕には解かりません。
ただ以前にレンゲ型のスプーンを作ってみたくて、色々と集めていた時期がございまして、別にここ最近のマニアックな下地の話を記すにも、なかなか精神的な余裕がなければ調べ事などができず、嘘を書き連ねる勇気も湧かず、頼み綱のウィキペディアにも漆器の下地の歴史など全く記されていないから今回レンゲの写真を撮った、なんてことはございません。どうぞ僕の我田引水と思われずに読んで頂けたならと願っております。
と書いてみたものの、そんなにレンゲ(スプーン)については詳しくもないのです。とりあえず何個か集めた事だし自分なりに思った事を今後も書いてみたいと思っております。

明朝以前のレンゲ

清朝のレンゲ

清朝以後のレンゲ
散りレンゲとはおそらくここ最近の言葉と思われます。レンゲの花びらとの事なのでしょうが、古い文章などでも目にした事もないですし、全く言葉の起原は不明です。ただ古いレンゲ型のスプーンは結構存在するようで朝鮮の李朝の頃にもそのようなスプーンは有ったそうです。高麗のサハリ(銅合金)のスプーンも頭の形は蓮の花のようにも見えます。


こちらが僕の作ったレンゲ型のスプーンになります。先の形や窪みのかんじなど蓮華の花びらを意識してみました。サーブ用にと大きさもかなり大きくしました。見た目の割に使っては使いやすいと思います。
真上から

4本並べて